東宝特撮映画、松竹、東映、円谷作品などで操演、美術、模型等の制作に携わる。
1942年の東宝映画「南海の花束」のために九七式大艇のミニチュアを石井製作所で制作したことが、後の円谷作品と関わるきっかけとなった。
東宝特撮映画に多く関わり、主に船舶、飛行機、東京タワー(名古屋テレビ塔か?)、ブルドーザー、土木機械、トラック、宇宙船など、模型飛行機やミニチュアの制作を得意としていた。現実に存在する物については自ら図面を起こし、宇宙船などはデザイン画を元に図面を起こしていた。
「ウルトラQ」のオープニングタイトル、「太平洋ひとりぼっち」のマーメイド号の模型が代表作となる。
石井清四郎(1921-2009)は数々の模型を制作し、多くの特撮映画に携わってきました。
操演、美術、模型制作等で活躍した清四郎の功績は、これまで身内から世に語られる事はありませんでした。
孫である私は特撮作品については決して明るくなく、祖父についてはウルトラQのオープニングタイトルを作った人、という程度の知識しか持ち合わせていませんでした。しかし清四郎の息子、良とコンタクトを取り始めると、次第に祖父の関わった作品やルーツが明らかになっていきました。
バラバラのピースを組み合わせパズルを完成させていくように、祖父の足跡を少しでも明らかにしていきたい・・・。
映像作品に名前が記されていない事や、当時のことを知る方も少なく、関わった作品に対しての裏付けは難しい部分です。
そこでPROJECT SERという名のプロジェクトを立ち上げ、清四郎の関わった作品や担当シーンを解明していくこと等を活動の目的とし、このサイトを開設することとなりました。特撮のことも含め、右も左も分からないことばかりですが、温かく見守っていただけましたら幸いです。
石井清四郎・特撮映画を支えた男、管理人(孫)
石井製作所は戦前より兄・清一が経営していた模型飛行機屋であった。
この模型飛行機は一般家庭向けに販売を行っており、清四郎は兄を手伝いながら数多くの飛行機を制作していた。
戦後しばらくした後清四郎が石井製作所から独立、東京都渋谷区、現在の神宮前原宿の自宅に工房を併設する。
製作所では電気スタンドの製造を行っていたが、後に数々の映像作品用の模型を受注することとなる。工房の従業員は常時2~3人、機電で有名な倉方茂雄氏も共に模型制作に携わる。
画像のコピーや文章の丸写し、無断転載はご遠慮いただきますようお願いします。
石井清四郎(1921-2009)ウルトラQ、青島要塞爆撃命令の機関車、妖星ゴラスのブルドーザー、太平洋ひとりぼっちのマーメイド号他、模型制作・操演・美術等で特撮作品参加多数。不明な部分の多い参加作品や担当シーンを解明、情報収集を活動の目的としています。サイト、twitter共に孫が管理。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から